道路インポート後にJunctionに存在する赤色の領域
Frage
道路網をインポートすると、Scenario EditorのJunctionに赤色の領域が表示されます。
この領域が表示される理由は何でしょうか。それらの領域はシミュレーションに影響を与えるのでしょうか。
また、この問題を解決する方法はあるのでしょうか。
Antwort
実世界の交差点にはさまざまな要素で構成されており、Junction armの数、上り車線と下り車線の数、角度など、その要素は多岐にわたります。
CarMakerでHERE ADASRP、HERE HD Live Maps、またはOpenDRIVEから提供されるような実世界の道路網のデータをインポートするときに、Scenario EditorはIPGRoad5のJunctionの概念にデータをマッピングしようとします。その際、提供されたデータの質や情報量が異なるために、すべてのJunctionを正しく再構築できないことがあります。Scenario Editorでは、下図のようにJunctionの一部分が赤く表示されることがあります。
この赤色の領域は、このJunction ArmがCarMakerで走行に使用できないことを示しています。赤いJunction Arm上にPathを設定したRouteを定義している場合は、シミュレーションまたはIPGMovieの3Dプレビューの開始時に、次のようなエラーメッセージが表示されます。
簡単な解決策:
Junction Armの長さ(距離)を調節します。赤色のJunction Armを選択し、下図のようにJunction Armが赤色でマークされなくなるまで距離を広げます。場合によっては、逆に距離を縮める必要もあります。これで、Junction上での走行が可能になり、各Route評価関数でエラーが発生しなくなります。
- Datum: 19.07.2021
- Produkt: CarMaker
- Version: 9.0
- Komponente: Scenario Editor
- Sprache: Japanisch
Tags
IPGRoad5rd5
junction arm
ADASRP
インポート
ルート
道路
Junction