Newsletter April 2018 ()

HPCクラスタ向け、シミュレーションでの並列試験の実現

IPG Automotiveは、お客様が直面している問題や挑戦を同じように受け入れ、タイムリーなソリューションを提供させていただけるよう努めております。車両開発プロセスは、常に進化しているだけでなく、より複雑化されてきています。今日、システムの互換性や、無限に近いほどのテストケース数は必要不可欠となっていますが、その裏側には、時間の短縮をしながら、膨大な試験をこなしていくという大きな課題が掲げられているからです。CarMaker製品群のリリース7.0では、HPCクラスタを使うことで、車両開発のシミュレーションを最大限の高速スピードで行うことが可能になりました。CarMakerで実現するバーチャル・テスト・ドライビングは、車両開発の初期ステージから作業の効率性を上げることは勿論のこと、開発時間を短縮させます。

HPCを使う目的

HPCを使うことで、テストシナリオの並列演算によるシミュレーションを、高速で行い、膨大な処理時間の短縮が可能です。さらに、CarMakerのOpen性によって、例えば、高度の自動運転のアルゴリズムなどにおいても、開発段階のシステムにも関わらず、FMIやSimulink ®など多様なインターフェイスを介して統合することができます。CarMakerでは、モデル統合(例:FMU)をHPCクラスタ用にコンパイルする場合は、クラスタ全体で並列演算を行います。

HPC Lightとは

HPCを使ったCarMakerは、コンピューターセンタ全体は必要なく、オペレーティングシステムのみで機能しますが、一方、HPC Lightは複数のCPUコアを使い、ワークステーションコンピュータで高速演算を行います。外部スケジューラは、CarMakerのTest Managerと接続し、Test Catalogueの試験が高速で実施されます。

並列試験を行う多様な目的

HPCとHPC Lightのどちらを使っても、時間を大きく短縮できます。それぞれ異なる特徴を持ちますので、お客様のニーズに合わせてお選びいただけます。

並列試験によって、より早く効率的に車両開発を行えます。