IPG Automotive –業界における真のリーダー
深い歴史に根差した持続可能な成長
当社はカールスルーエ大学(現カールスルーエ工科大学)からスピンオフして創業しました。1984年の創業時から持続可能な研究・開発を重視しています。お客様の課題に確かな専門知識で対応するとともに、オープンな姿勢と開拓者精神を持っています。新しいテクノロジーの開発の発案から量産まで、お客様を豊富な専門知識で支援することが私たちの目標です。
創業について
2014年、30周年を記念して、創業者であるAlexander Schmidt工学博士とAndreas Riedel工学博士へのインタビューを行いました。

会社沿革
R. Gnadler工学博士が有限会社を設立
当社はカールスルーエ工科大学から独立する形で創業しました。2人の研究助手、Alexander SchmidtとAndreas RiedelがRolf Gnadler博士とともに、ビークル・ダイナミクス分野のプロジェクト・パートナーの支援を続けるために会社を設立しました。
最初の IPG HIL-Systemを開発。MESA VERDEで生成されたビークル・ダイナミクス・シミュレーション・モデルであるIPG-CARをリリースしました。
ドライバー・モデルである IPG-DRIVER を開発。さまざまな運転スタイルの自動認識が可能になりました。
ソフトウェア製品をまとめ、新製品としてCarMakerの販売を開始しました。
二輪車開発専用の新しいシミュレーション・ソリューションとして MotorcycleMakerを発表しました。
最初の Fail Safe Tester を販売。障害試験のシミュレーションのスピード、柔軟性、性能、再現性を向上しました。同年、CarMaker for Simulink と Windows向けをリリースしました。
社名変更
社名を現在のIPG Automotive GmbH に変更
新たな優先課題を設定
ビークル・ダイナミクスに加え、運転支援とパワートレインを中核的アプリケーション領域に据えました。
最初のOpen Houseを開催し、Formula CarMakerプログラムを開始
2005年に最初のOpen Houseを開催しました。当初は内部関係者のみの小規模な会合でしたが、現在はバーチャル・テスト・ドライビングに関する業界の国際的な交流の場として、数百名の参加者が集うようになっています。
2005年から、Formula学生チーム向けにCarMakerライセンスを提供するなど、大学対抗レースを後援しています。現在もレース・シリーズを常に拡大しています。
最初の技術カンファレンス
“Apply & Innovate”
2006 最初の技術カンファレンス“Apply & Innovate” 技術カンファレンス“Apply & Innovate”により、バーチャル・テスト・ドライビングに関する創造的な交流の場を提供しています。国際的なお客様企業やパートナーが当社のシミュレーション・ソリューションを使用したアプリケーションのプレゼンテーションを行います。
最初の独自M-Modulesを発表しました (産業用コンピュータで使用されているメザニン標準)。
また、 CarMaker/HIL を dSPACE のテストベンチで実行できるようになりました。
本社移転
ソフトウェアおよびハードウェア分野の大きな成長を見越し、カールスルーエのBannwaldalleeに現在の本社を移転しました。
高性能でコスト効率に優れた第4世代のIPG HILシステム、Xpack4を完全にモジュール式で利用できるようにしました。リアルタイム・シミュレーションの実現に近づきました!
トレーニング・プログラムの導入
はじめはプロジェクト開始時に、当社のエンジニア向けに製品に関するトレーニングを実施していました。2009年以降は製品全般に関するトレーニングを定期的に実施しています。2009年に実施した最初のトレーニングは、CarMakerユーザー・トレーニングです。
重量車開発専用の新しいシミュレーション・ソリューションTruckMakerを発表しました 。
ミュンヘン支社開設
カールスルーエ本社に加え、ミュンヘン支社を開設しました。
2012年から、vehicle-in-the-loop により現実世界の車両システムを仮想環境で体験できるようにしています。開発プロセスにおける大きな前進です。
CarMaker/ HIL を ETAS LABCARで利用できるようにしました。
ヴォルフスブルク支社を開設
ドイツでの3番目の拠点として、ヴォルフスブルク支社を開設しました。
日本支社を設立、最初のSimulOscar大会を開催
グローバル展開に力を入れ、IPG Automotive株式会社(英文表記IPG Automotive K.K.)が日本国内のお客様を担当するようになりました。
同年、バーチャル・テスト・ドライビング分野のプロジェクトに新たな人材を呼び込むため、SimulOscar大会を開催しました。優れた成績を収めた学生には賞が授与されます。
最初のSteering-in-the-Loopテスト・ベンチ を実現し、お客様サイトでの運用を無事に開始しました。
新しい国際拠点を設置、IPG Automotiveの従業員数が100名以上に
世界的な成長に伴ってアジアおよび米国での存在感を強化するため、上海およびミシガン州アナーバーに新たに支社を設置しました。
従業員数も増加しました。2015年末の時点で、IPG Automotiveの従業員数は100名を超えました。
CarMaker/HIL を National Instruments のテストベンチで実行できるようになりました。
韓国およびフランス支社を開設
アジア市場を拡大するため、韓国支社を設置しました。また、ヨーロッパでもフランス支社を開設しました。
CarMaker 5.1をリリースし、テスト自動化に重点を移しました。現在、Test Ware パッケージを提供しています。.
初のトレーニングセンター開設
CarMakerのシミュレーション・ソリューションに対応して、初のバーチャル・テスト・ドライビング専用のトレーニングセンターが、韓国・ソウルの国民大学校に開設されました。
新しい標準化へ向けて、CarMaker製品群の6.0バージョン では、高度な運転制御システム、自動運転機能の開発やテストを強化しました。
新しい標準化へ向けて、CarMaker製品群の CarMakerのシミュレーション・ソリューションの7.0バージョン では、詳細なセンサモデル、実走行を想定したエミッション・燃費量テストジェネレータ、さらに、HPCクラスタ向けの並列試験などの機能のアップデートを行いました。