テスト・ベンチ: 最大限に性能を発揮するための個別設計

当社はHIL段階を含む開発プロセス全体を通してOEMやサプライヤを支援することを目指しています。HIL段階ですべてのコンポーネントを配置し、必要なときに完全に機能する状態にする必要があります。すでにテスト・ベンチ・ソリューションを導入されている場合も、幅広いインターフェイスを活用してバーチャル・テスト・ランの実行が可能です。また、もしもニーズに合ったテスト・ベンチをお探しなら、当社がハードウェアとソフトウェアの最適な組み合わせを提供できます。設計段階のコンサルティングからエキスパートによる試験運用まで、対象システムに合わせてカスタマイズしたテスト・ベンチをご活用いただけます

当社はアクチュエータやセンサー・テクノロジーのテストをできるだけ効率的に行える最適なソリューションを選択します。当社が幅広く取り揃えているテスト・ベンチ・ソリューションは、システムの複雑度にかかわらず、先進機能レベルでも優れたサポートを提供します。また当社の製品を使用すれば、開発が進み実際のハードウエアとなったコンポーネントが使える段階でも簡単にテストできます。

お客様にとっての利点: テスト・ベンチのすべてのコンポーネントが当社から供給できます。当社の仕様に合わせて製造されているか、当社の厳しい条件に適合するように選択されています。ハードウェアはリアルタイムで機能するほか、個々に開発された制御システムが低レイテンシを実現します。コンポーネントの完璧なインタラクションは大きな利点をもたらします。テスト・ベンチでのバーチャル・テスト・ドライビングによって、かつてないほど動的なテストが可能になります。

当社はテスト・ベンチを提供するにとどまらず、ソリューション・プロバイダーでもあります。当社の製品には、ソフトウェア環境と優れたリアルタイム・ハードウェアに加え、機械コンポーネントも含まれています。また、テスト対象のシステムに合わせたエンジニアリング・サービス とコンサルティングもご利用いただけます。

ステアリング・システム・テスト・ベンチ

あらゆる運転状況でも正しい方向に制御

市場で最も高性能なステアリング・システム・テスト・ベンチで、優れたテスト結果を達成しましょう。現実世界のステアリング・システム・コンポーネントのチューニング、テスト、検証において効率を向上できます。

物理車両が完成する前に、特に転蛇ロッドからハンドルまでの電動ステアリング・システムの完全なテストが可能です。リアルタイム機能を備えたハードウェア・コンポーネントと、CarMaker、TruckMaker、MotorcycleMakerのオープン統合およびテスト・プラットフォームを組み合わせることで、ビークル・ダイナミクスや運転支援に関するステアリング機能をより包括的かつ効率的に行えるからです。


ステアリング・システム・テスト・ベンチには次のような機能や利点があります:

  • 低レイテンシであるため、複雑な閉ループ・マヌーバでも実装が容易
  • 電動ステアリング・システム・コンポーネントのシンプルな統合により、自動運転機能テストが可能
  • 物理的限界まで徹底的に力を分解し、確実なテスト結果を提供
  • 2つの電動リニア・アクチュエータによる高速かつ正確な制御

ステアリング・システム・テスト・ベンチを使用して独自の個別システムを開発できます:

EPSテスト・ベンチ

小型でありながら高性能を発揮 – バーチャル・テスト・ドライビングの統合のためのコンパクトなソリューション

システム・ネットワーク全体ではなく、ステアリングのみをテストするには、当社のEPSテスト・ベンチがまさに最適です。EPS機能をテストするためのこのコンパクトなソリューションでは、基本的な機器のみで、さまざまな機能テストを電動パワー・ステアリング・システムで実行できます。

そのためには、EPS-ECUと関連するエンジンを物理コンポーネントとしてサーボモーターに接続します。こうすることでシミュレーション中に計算された負荷条件をリアルタイムで生成し、ステアリング・システムの操作性が懸念される場合に安全策を取れます。

EPSテスト・ベンチには次のような機能や利点があります:

  • CarMaker製品ファミリーの各種の標準ステアリング・モデル、または独自のモデルに対応する個別アプリケーション
  • 共通アプリケーション・シナリオで低レイテンシを実現するよう最適化された制御
  • CarMakerから動的RestBusシミュレーション(CANなど)を直接使用
  • 機械アダプターを使用して被測定素子(DUT)を簡単に交換し、プロセス・ステップを最適化

EPSテスト・ベンチを使用して独自の個別システムを開発できます:

  • フェイルセーフ・テストを土台としてステアリング・システムを開発
  • 電動パワー・ステアリング・システムの包括的な機能テストを実施
  • 必要に応じて、機能テストを閉ループ・テストとして実施
ブレーキ・システム・テスト・ベンチ

常に適切なテストで安全性を確保

ブレーキ・システムのテストはどのように行うのが最適なのでしょうか? その答えは、当社のブレーキ・システム・テスト・ベンチを使用することです。特に油圧コンポーネントを含む完全なブレーキ・システムの開発と検証に最適です。そのために、物理的なESC(横滑り防止装置)とESCサブ機能(EPB:電動パーキングブレーキなど)が統合されています。

すべての機械コンポーネントが標準のHILシステムの拡張機能として含まれており、完全な油圧ブレーキ・システムとのインタラクションを評価できます。したがって安全性を万全にした状態で、テスト・ベンチで包括的にテスト済みのブレーキ・システムを量産車に組み込めます。

ブレーキ・システム・テスト・ベンチには次のような機能や利点があります:

  • 完全なブレーキ油圧システムとESC制御装置、仮想ドライバーを含む仮想車両とのインタラクションについて性能テストを実施
  • 高レベルなシステム・ダイナミクスを活用し、重大な状況や運転マヌーバを調査
  • 物理ブレーキ・システム全体を含めて、カスタマイズ可能で現実的な閉ループ・テストを実行
  • 仮想ドライバーが現実と同様にブレーキ・ペダルを踏むことで、現実のブレーキ・マヌーバを実行


ブレーキ・システム・テスト・ベンチを使用して独自の個別システムを開発できます:

  • フェイルセーフ、機能、性能テストを通じて、ブレーキ・システムを最適化
  • ESCおよびEPBシステムを包括的にテストし、さまざまなテスト・シナリオでの動作を確認
  • 新しい制御システムを初期段階で評価し、実車プロトタイプでの最適な利用を可能に

ステアリング・イン・ザ・ループテストベンチ

機能とアプリケーション

ステアリング・イン・ザ・ループ テストベンチの要点を約3分間の動画でご説明します

  • ステアリング・システム試験に最適な方法
  • CarMakerと連成させることで得られる利点
  • リアルタイムで自動テストができ、再現可能

詳細は下記資料をご参照ください。

Real-world driving simulation on the test bench: CarMaker at APL (Apply & Innovate 2016)
5.49 MB / PDF / 2016 / APL Automobil-Prüftechnik Landau GmbH, Christian Lensch-Franzen / English
RDE engineering on the engine test bench: CarMaker at BEG (Apply & Innovate 2016)
1.54 MB / PDF / 2016 / Bosch Engineering GmbH, Jan Gerstenberg / English
Altitude simulation and RDE: CarMaker at Horiba (Apply & Innovate 2016)
1.54 MB / PDF / 2016 / HORIBA Europe GmbH, Dr. Stefan Bender / English
Real-world driving simulation on the test bench: CarMaker at KS Engineers (Apply & Innovate 2016)
2.9 MB / PDF / 2016 / KS Engineers, Dr. Thomas Haidinger / English
資料 IPG Automotive ステアリング テストベンチ
10.13 MB / PDF / 2015 / IPG Automotive / Japanese
Steering feel optimization: CarMaker at HMETC (Apply & Innovate 2014)
2.5 MB / PDF / 2014 / Hyundai Motor Europe Technical Center GmbH, Timo Schöning / English

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