開発のあらゆる課題に対応

革新的、効率的、持続可能なソリューション

IPG Automotiveは、自動車業界のさまざまな課題を熟知しています。現在、物理プロトタイプを利用できるのは開発期間の半分未満にすぎず、プロセスの初期段階で新しいシステムを実車両でテストできるエンジニアはごくわずかです。バーチャル・テスト・ドライビングのソリューションを提供する第一人者として、この状況を変えることが私たちの目標です。

私たちは車両開発全体に対応する革新的なシミュレーション・システムを活用し、モデルから、Software-in-the-Loop、Hardware-in-the-Loop、Vehicle-in-the-Loop手法まで、開発およびリリースプロセスのあらゆる段階で仮想プロトタイプを使用してテストを実行できます。このようにすることで、自動車システム・エンジニアリングのアプローチに沿って、すべてのエンジニアが仮想車両全体で新しいシステムの開発、適用、テスト、リリースを行うことができます。

さらに、CarMaker製品ファミリーでは、オープン統合およびテスト・プラットフォームを提供しているため、カスタマイズしたシミュレーション・ソリューションをお客様に提供できます。テスト対象の個々のシステムやコンポーネントを統合できるほか、シミュレーション・ソリューションを現在使用中のツールに組み込んだり、さまざまなハードウェア・プラットフォームで使用したりすることができます。

IPG Automotiveの特長と理念

私たちは、頼りになるパートナーとして、前向きにお客様と長期的な関係を築いていきたいと考えています。そのような関係構築を目指して日々の活動を行っており、お客様のニーズを非常に重視しています。

車両開発の複雑化とともに、お客様の要件に合わせたシミュレーション・ソリューションのニーズはさらに高まっています。また、グローバル化が進み、需要も増加しました。これは私たちの成長も意味します。グローバル企業として世界各地のエンジニアに開発サービスを提供するために、カールスルーエ本社に加えて世界各地に支店を設立しています。

私たちはテクノロジー・リーダーとして、成功のカギを握っているのが従業員であることを知っています。開発パートナーとして信頼される現在の地位に就けたのは、従業員の努力があってこそのことです。長期的かつ国際的な協力は当社では日常のことです。

日本におけるIPG Automotive

2014年6月、IPG Automotive は更なるグローバル化を目指して、日本に最初の海外支社を設立しました。
ドイツで1984年に設立されたIPG Automotiveが提供するサービスを、多くの日本のお客様にも知って頂き、客観的な判断をしていただく。その活動を通して日本の自動車業界に貢献したい。そんな思いで日本法人設立を仰せつかい2年が経過しました。おかげさまで徐々にIPG Automotiveの良さを知って頂きつつあると認識しています。

会社概要

会社名: IPG Automotive株式会社 (IPG Automotive K.K.)
設  立:  2014年(平成26年) 6月9日
資本金: 600万円
株  主:  IPG Automotive GmbH
代 表:   代表取締役社長 小林 祐範 (KOBAYASHI, Masanori)
所在地: 〒105-0003 東京都港区西新橋2丁目9-1 PMO西新橋9F
Phone:
(+81) 03-5826-4301(代表)
Fax:
     (+81) 03-5826-4302

IPG Automotive 日本法人代表 小林祐範氏 インタビュー

昨今の日本の自動車業界におけるモデルベース開発においては、どのような流れがあるでしょうか。

1990年代初頭に自動車メーカへ入社した当時は、ラピッドプロトタイピングコントローラやHardware In The Loopがようやく日本の開発にも導入され始めたころでした。新しい取り組みは若い人でという流れで、色々勉強させて頂きました。当時はまだ統合された検証環境は存在せず、多くを手作業で作成する必要がありました。車両モデル作成、HILハードウエアのドライバソフト、制御ソフトの構築…現在は、様々な手法が考案され、実際の開発現場で活用された事例も増え、自動車開発にはモデルベース開発の流れは必須となってきました。
今後は、本当の意味でのシームレスな開発、各種センサ類のシミュレーションでの実現、様々なシステムの自動検証、分散処理による演算高速化などがキーワードとなり、さらにモデルベース開発の流れは促進されると思います。また、更なる浸透には、会社間でのモデル共有化、非競争領域技術の共同開発などが大きな課題となると考えます。

1984年にドイツで創業して以来、IPG Automotive はグローバルなビジネス展開を続けています。日本のお客様に提供できるソリューションで、際立った強みとは何でしょうか。

弊社製品の特長である、車両モデルを中心としたVirtual Test Drive、IPGMovieを用いたカメラ映像のシミュレーション、モデル統合機能を持ったプラットフォーム、シームレスな自動テストを実現するTestManagerなどの総合的な強みをミクロな領域で活用頂きながら、徐々にマクロな領域に広げていく取り組みを継続したいと考えています。各お客様でお困りの部分をまずは解消できるような取り組みを通して上記弊社製品の強みをお客様に訴求し、より良い自動車開発に結び付けて頂ければと思います。

ドイツから拡大されたビジネスを、日本でもさらに成長させていくために、これから特に注力していきたい点を教えてください。

2014年に日本法人を開設させて頂き、当面はソフトウエアの販売よりも、各種小規模なエンジニアリングプロジェクトを中心にビジネスを展開してきました。競合の環境が既に浸透している中、本当の意味での製品の良さを知って頂き、より良い開発環境を構築するサポートが出来ればと考えてきました。そこで得られた結果、課題を丁寧に検証する事で、各社における今後の方針が明確になると思います。
この方針はもうしばらく継続しつつ、日本でもHILシステムの構築を出来る環境、スキルを構築したいと考えています。今までのソフトウエアを中心としたエンジニアリングからハードウエアも含めた領域も国内で実施できる割合を増やしたいと思います。
また、パワートレイン領域ではRDEがホットなトピックとなります。各種ベンダ様、テストベンチサプライヤ様とも分け隔てなく良好な関係を築かせて頂き、お客様に喜ばれるソリューションを構築し続けたいと考えております。

日本法人はまだ少数組織ですが、これからの成長・拡大が見込まれます。今後どのような組織の在り方を目指したいですか。

製品の販売もさることながら、よりエンジニアリングをローカルで提供できる会社にしたいと思っています。ハードウエア領域、コンサルティング、オンサイト作業など、弊社だけでは完結できない部分はパートナ様との協力により実現していきたいと考えます。
日本の自動車業界への「感謝と貢献」は設立当時より個人的なキーワードにしていますので、自社の製品だけでなくお客様の立場に立ったより良いソリューションを提案できる会社にしたいと思います。